■世界観について
世界全体は『ミレリス』と呼ばれている。
海や陸のほとんどが宙に浮いている。
世界の周りを太陽と月が回っている。
天動説の世界。
■方位
太陽の昇る方角を東、降りる方を西とする。
■浮遊陸について
この世界では大きい物質には浮力マナが働くため
大きな大陸ほど安定している。
逆に小さな物質である人などは落下する。
■落下の先『世界の底』
ある一定の落下の地点では
巨大な風の渦が無数に巻いており、
そこへ巻き込まれた者は二度と戻れない。
一説には別の世界に繋がっているとも言われている。
■ミレリス上空『ミレリスの蓋』
はるか上空へ行くと、あらゆる物質の浮力がゼロになり停止する。
無重力状態ではあるが、昇ることも降りることもできなくなる為
上空では天井破りを試みた冒険船や、
誤まって航路をはぐれた商船などの残骸が漂っている。
■エストス大陸を囲む雲『壁雲』
エストス大陸周辺を囲む高い雲。
とてつもなく分厚い雪雲で、
特殊な軍用艦でなければ雲を突破することはできない。
ここ数年で壁雲の裏側に豊富なマナ資源が
存在することが判明し、エストス大陸では壁雲攻略の商売が盛ん。
ただし壁雲突破の成功率は1%にも満たない。
■魔力(マナ)について
ミレリスでは魔力(マナ)が存在している。
大きくわけて2つ『ミース系』『レアン系』で分類される。
ミースは太陽のマナで『火土光』の
3つの属性に分けることができる。
レアンは月のマナで『水風闇』の
3つの属性に分けることができる。
■気象・自然現象
あらゆる現象はマナによって起こる。
風と水のマナが高まった地域では嵐が起こり
火と土のマナが高まった場所では地震が起こる。
ミレリス内をめぐる風もマナの濃度によって作られる。
■月日の流れ
1年 =12ヶ月
1ヶ月=30日
1週間=7日
(光闇火水風無土)
■ルカ地方の季節
マナが安定してるため。
季節の移り変わりが乏しい。
秋から夏を繰り返すような気候。
天候は年に2回程度
マナタイフーンがベリスの東を通過する。
■マナタイフーン
台風のようなもの。
マナの密度が高くなることで発生する。
甚大な被害をもたらすが
最近の研究では
崩れたマナバランスを調整する役目もあるらしい。
■世界の魔法について
マナは満ちあふれているが、住民が自在に操ることは不可能。
基本的には、『魔導』という機材を使い
マナを集めなければ、種火すらも作り出せない。
魔導無しで魔法を操れるロットンは異例の存在。
パポタで扱う商品は『魔導雑貨』
一見魔導とは気付きにくい『折れにくい爪楊枝』や
『乾きやすいタオル』など、一般用品が主力。
■世界の文明について
地域によってばらつきはあるものの
魔法の影響力は「あると便利」程度のもの。
あらゆる病気を治癒・死者を復活させる
物体や人物を瞬時に移動するなどの
魔法・魔導は存在しない。
※(パポタテレポートはゲーム用)
街灯すらも魔導灯ではなくオイルランプ。
(火を灯すのに魔導は使われるが)
生活水準などは12世紀頃のヨーロッパに近い。
■宗教
エストス大陸周辺で主な宗教はマナと同じく
『太陽信仰』の『ミース教』
『月信仰』の『レアン教』
その他は自然信仰や地域の英雄を信仰している。
■ミース教とレアン教
『ミレリスは大昔に太陽と月が衝突し形成された』
ここまでは両宗教とも意見が同じだが
世界形成をめぐって、ミースは光によって形成
レアンは月の欠けらによって形成で意見が対立。
しばしば聖地などを巡っての争いがある。
聖地はエストス大陸にある青い巨大な一枚岩(全長7000m)
この岩を『太陽のかけら』か『月のかけら』かで
たびたび争いが起こる。
過去の大戦の引き金は、
この岩の調査結果をめぐって
引き起こされたという。
過去の大戦によりこの岩を
『どちらのものでもある』と定義。
表向きは双方の聖地となる。
■星
ミレリスでの星は、月の破片によって作られており
『ミレリスの蓋』を貫いて落ちてくる星もある。
■治安
過去の大掛かりな魔導兵器を使用した戦争があったが
ここ100年ぐらいは争いはない。
空での移動が盛んな為、空賊が多い。
そのため、基本的に護衛を雇ったり
ギルドなどの組織を組んで移動する場合が多い。
単体で浮かぶパポタは非常に狙われやすい存在だが
襲ってもあまり利益がなさそうなのか
いまだ襲撃されたことがない。
■種族
ルカ地方周辺調べ。
人間とコミュニケーションを取れ
固有の文化をもつ者を『人』と定義する。
・人間
ルカ地方で4割を占める。
一般的な種族。
これといった特徴はない。
・獣人
ルカ地方で3割を占める。
尻尾や長い耳などを持つ者。
犬・猫・兎に似た容姿が多い。
ゴブリンやオークも含まれる。
・有角族
ルカ地方で1割を占める。
巨人族の子孫。
高い身体能力を持つ。
・有翼族
ルカ地方で1割を占める。
翼を背に持つ種族だが
空を飛べる者はごくまれ。
森竜も含まれる。
・精霊族
ルカ地方で1割を占める。
容姿は液体であったり、
気体であったりするが、
会話を交わしコミュニケーションを取れる種族。
大変知性が高く、一般人には理解されない
行動をとるため、あまり歓迎されていない。
■言語
ルカ地方では4つの言語
・共通言語
主に人が扱う言語。
・トルス古代語
古の時代に使われていた言語。
成人の竜や古い霊木などが扱う。
『トルス』は1万年前に栄えたといわれる
巨大帝国の名前。
・ルカ原住民語
「ギー」「フー」「ディー」
というように言葉を繋げずに
独特の発音と身振り手振りで行う。
ゴブリンやオークなどが主に扱う。
(ゲームでは反映されていない)
・精霊語
言葉ではなく光で話す。
色や光るタイミングでコミュニケーションを行う。
様々な研究をされているが
『一瞬で膨大な情報をやり取りしているらしい』
ということ以外はわからない。
■情報伝達手段
魔法による情報伝達技術はあるが
途中で偽装などが容易であるため
重要な情報などは、鳥に手紙を託すなど
アナログな手法を使用している。
魔法情報で主に使われているのは、
天気予報・マナ予報など、それほど重要でないもの。
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