□LastUpDate 2009/08/10

■パポタ設定資料■


 ゲームではほとんど反映されていないパポタの無駄な設定。
 そのうち実装されるかもしれない設定など。

 自分で作っておいて、忘れてしまうことが多々あるので
 忘れないように書き記したシロモノ。
 基本的に読んでも面白くないです。
ミレリスのイメージ

■世界設定■

■世界観について
 世界全体は『ミレリス』と呼ばれている。
 海や陸のほとんどが宙に浮いている。

 世界の周りを太陽と月が回っている。
 天動説の世界。

■方位
 太陽の昇る方角を東、降りる方を西とする。

■浮遊陸について
 この世界では大きい物質には浮力マナが働くため
 大きな大陸ほど安定している。
 逆に小さな物質である人などは落下する。

■落下の先『世界の底』
 ある一定の落下の地点では
 巨大な風の渦が無数に巻いており、
 そこへ巻き込まれた者は二度と戻れない。
 一説には別の世界に繋がっているとも言われている。

■ミレリス上空『ミレリスの蓋』
 はるか上空へ行くと、あらゆる物質の浮力がゼロになり停止する。
 無重力状態ではあるが、昇ることも降りることもできなくなる為
 上空では天井破りを試みた冒険船や、
 誤まって航路をはぐれた商船などの残骸が漂っている。

ミレリスのマップ

■エストス大陸を囲む雲『壁雲』
 エストス大陸周辺を囲む高い雲。
 とてつもなく分厚い雪雲で、
 特殊な軍用艦でなければ雲を突破することはできない。
 ここ数年で壁雲の裏側に豊富なマナ資源が
 存在することが判明し、エストス大陸では壁雲攻略の商売が盛ん。
 ただし壁雲突破の成功率は1%にも満たない。

■魔力(マナ)について
 ミレリスでは魔力(マナ)が存在している。
 大きくわけて2つ『ミース系』『レアン系』で分類される。

 ミースは太陽のマナで『火土光』の
 3つの属性に分けることができる。

 レアンは月のマナで『水風闇』の
 3つの属性に分けることができる。

■気象・自然現象
 あらゆる現象はマナによって起こる。
 風と水のマナが高まった地域では嵐が起こり
 火と土のマナが高まった場所では地震が起こる。

 ミレリス内をめぐる風もマナの濃度によって作られる。

■月日の流れ
 1年 =12ヶ月
 1ヶ月=30日
 1週間=7日
 (光闇火水風無土)

■ルカ地方の季節
 マナが安定してるため。
 季節の移り変わりが乏しい。
 秋から夏を繰り返すような気候。

 天候は年に2回程度
 マナタイフーンがベリスの東を通過する。

■マナタイフーン
 台風のようなもの。
 マナの密度が高くなることで発生する。
 甚大な被害をもたらすが
 最近の研究では
 崩れたマナバランスを調整する役目もあるらしい。

■世界の魔法について
 マナは満ちあふれているが、住民が自在に操ることは不可能。
 基本的には、『魔導』という機材を使い
 マナを集めなければ、種火すらも作り出せない。

 魔導無しで魔法を操れるロットンは異例の存在。

 パポタで扱う商品は『魔導雑貨』
 一見魔導とは気付きにくい『折れにくい爪楊枝』や
 『乾きやすいタオル』など、一般用品が主力。

■世界の文明について
 地域によってばらつきはあるものの
 魔法の影響力は「あると便利」程度のもの。

 あらゆる病気を治癒・死者を復活させる
 物体や人物を瞬時に移動するなどの
 魔法・魔導は存在しない。
 ※(パポタテレポートはゲーム用)

 街灯すらも魔導灯ではなくオイルランプ。
 (火を灯すのに魔導は使われるが)
 生活水準などは12世紀頃のヨーロッパに近い。

■宗教
 エストス大陸周辺で主な宗教はマナと同じく
 『太陽信仰』の『ミース教』
 『月信仰』の『レアン教』
 その他は自然信仰や地域の英雄を信仰している。

■ミース教とレアン教
 『ミレリスは大昔に太陽と月が衝突し形成された』 
 ここまでは両宗教とも意見が同じだが
 世界形成をめぐって、ミースは光によって形成
 レアンは月の欠けらによって形成で意見が対立。
 しばしば聖地などを巡っての争いがある。

 聖地はエストス大陸にある青い巨大な一枚岩(全長7000m)
 この岩を『太陽のかけら』か『月のかけら』かで
 たびたび争いが起こる。

 過去の大戦の引き金は、
 この岩の調査結果をめぐって
 引き起こされたという。

 過去の大戦によりこの岩を
 『どちらのものでもある』と定義。
 表向きは双方の聖地となる。

■星
 ミレリスでの星は、月の破片によって作られており
 『ミレリスの蓋』を貫いて落ちてくる星もある。

■治安
 過去の大掛かりな魔導兵器を使用した戦争があったが
 ここ100年ぐらいは争いはない。

 空での移動が盛んな為、空賊が多い。
 そのため、基本的に護衛を雇ったり
 ギルドなどの組織を組んで移動する場合が多い。

 単体で浮かぶパポタは非常に狙われやすい存在だが
 襲ってもあまり利益がなさそうなのか
 いまだ襲撃されたことがない。

■種族
 ルカ地方周辺調べ。

 人間とコミュニケーションを取れ
 固有の文化をもつ者を『人』と定義する。

 ・人間
  ルカ地方で4割を占める。
  一般的な種族。
  これといった特徴はない。

 ・獣人
  ルカ地方で3割を占める。
  尻尾や長い耳などを持つ者。  
  犬・猫・兎に似た容姿が多い。
  ゴブリンやオークも含まれる。

 ・有角族
  ルカ地方で1割を占める。
  巨人族の子孫。
  高い身体能力を持つ。

 ・有翼族
  ルカ地方で1割を占める。
  翼を背に持つ種族だが
  空を飛べる者はごくまれ。
  森竜も含まれる。

 ・精霊族
  ルカ地方で1割を占める。
  容姿は液体であったり、
  気体であったりするが、
  会話を交わしコミュニケーションを取れる種族。
  大変知性が高く、一般人には理解されない
  行動をとるため、あまり歓迎されていない。

■言語
 ルカ地方では4つの言語

 ・共通言語
  主に人が扱う言語。

 ・トルス古代語
  古の時代に使われていた言語。
  成人の竜や古い霊木などが扱う。
  『トルス』は1万年前に栄えたといわれる
  巨大帝国の名前。

 ・ルカ原住民語
  「ギー」「フー」「ディー」
  というように言葉を繋げずに
  独特の発音と身振り手振りで行う。
  ゴブリンやオークなどが主に扱う。
  (ゲームでは反映されていない)

 ・精霊語
  言葉ではなく光で話す。
  色や光るタイミングでコミュニケーションを行う。
  様々な研究をされているが
  『一瞬で膨大な情報をやり取りしているらしい』
  ということ以外はわからない。

■情報伝達手段
 魔法による情報伝達技術はあるが
 途中で偽装などが容易であるため
 重要な情報などは、鳥に手紙を託すなど
 アナログな手法を使用している。

 魔法情報で主に使われているのは、
 天気予報・マナ予報など、それほど重要でないもの。




ゲームの舞台

■ルカ地方周辺
 エストス大陸より南西にある1つの陸と無数の群島。
 パポタが不時着する地点。
 主に農業と狩猟で、目立った特産物はリンゴ酒ぐらい。

 森が多く、平地が少ない為、発展しない。
 いわゆる田舎。
 あちこちにゴブリンの集落があるが、比較的友好。

 『王都メルギア』
  ルカの中央部に位置する都市。
  

 『農業都市ナーサ』
  盆地に囲まれたのどかな農業都市。
  
 『ルカの村』
  メルギアとナーサを繋ぐ道の唯一の村で
  15数年前にできた
  メルギアとナーサを直接結ぶトンネルが
  開通するまでは賑わっていた。

  メルギア〜ナーサ間を3日がかりで
  行き来していたが、トンネル開通で半日で
  住むようになった。


■ドナドナ遺跡
 ルカ地方周辺にある遺跡一番大きい遺跡。
 昔は栄えた都市だったらしく、建造物の痕跡が残る。

 お宝などは既に掘り尽くされているため
 誰も興味を持たない遺跡だが
 最上階には貴重な野草が生息しているということで
 魔導研究家などが多く足を運ぶ。

 生息するクラムボムやマジックエッグなどは、
 魔導研究家が研究で放ったモンスターだとされる。

■浮遊都市ベリス
 ルカ地方でもっとも大きい都市。

 元々は小さな浮き島で
 ルカ地方からエストス方面へと向かう旅団の
 中継拠点としていた。

 次第に居住区を備えた浮動店がブドウ状に連なり
 都市としての機能を持つようになる。

 最近では度重なる居住区の崩壊事故を問題視
 連なっているだけでは構造上に問題があるとし
 商人ギルド中心に区画整理される。

 上層部
  区画整備された美しい居住区地区。
  高い塀で入出制限され
  商いで富を得た貴族が住む。

 中層部
  商業スペースとして一般開放され
  税を支払えば誰でも店を構えることが出来るが
  スペースはオークション形式に落札され
  落札価格は年々上昇している。

 下層部
  日が当たらず質素な浮動機が乱雑に連なるスラム地区。
  下水の臭いが鼻につく。

■バルーン海
 ルカ地方より南西に浮かぶ。
 直径約120kmの巨大な水玉。
 水産資源に恵まれ、周辺には小さな漁村が点在する。

 海とはいえ『海の骨』と言われる
 浮遊陸があり、その陸に海水がまとわり付いている。

 海水は水のマナを吸い寄せる
 『何か』があるのはわかっているが
 それが何なのかは判っていない。

 年々水かさが増しているらしく
 古に作られた村や神殿などが沈んでいる。

■アラカス雪原
 バルーン海に程近い、北下方側に位置する雪原。
 バルーン海から流れる雪雲により
 ほとんど日が差ささない土地。
 南端にはアラカス唯一の王都がありゼルツ王が治める。

 ルカ地方で貴重な氷の資源を持ち
 その資源のみで王都を支える。
 最近は氷の違法切り出しが横行したため
 取締りが強化された。

■ガンデス火山
 ルカの地域を周回する火山。

 一見すると大きな一枚岩だが
 中心に大量のマグマを溜め込んでいる。

 元々の火口は逆さまだったが
 300年前に甚大な被害が起きたため
 火口を上に向ける工事を行った。

 そのため現在ではひょうたんのような
 ユニークな形をしている。

 火山には火口が再び下に向かないように
 溶岩を均一に流す作業員が常駐している。

 最近では火山岩のレンガがブームになり
 溶岩の切り出しが行われている。
 火山の管理はベリスの商工会が管理している。

 花崗岩の切り出しすぎによる影響を考え
 他の地域から岩を切り出しガンデス火山に搬入している。

 質素な石切り場があるだけで
 観光地として発展するほど
 インフラが整っていない。

■パポタについて
 浮導機を搭載したお店(通称:浮導店)
 ロットンが商人ギルドから中古で購入したもの。
 中古ゆえに型が古く、よく故障・墜落する。

 ゲーム内でロットンの近くにある
 パソコンのような物体は、浮導機の制御装置で
 お店の制御だけでなく、現在位置の確認も可能。
 ティルがいじると壊れる。

■浮導店
 20年ほど前までは小さな浮導店が空を飛び交い
 それほど珍しくないものだったが
 近頃は大型のギルドチェーン店が勢力を伸ばし
 個人ベースの浮導店は数少ないものとなった。

■大型浮導店(通称:クジラ)
 パポタと比べて10倍以上の大きさになる。
 薄利多売を目的として運営されている。

■魔導機
 単純な火を付けるライターから、
 光の映像を作り出すモノまで多種多彩。
 軍事などにも用いられるが、
 侵略目的で使用した場合、地域協定で厳しく罰せられる。

■魔導式マウス
 ティルの持つ護身用のマウス。
 3つのスロットに魔法石を入れて使う。
 魔法石はビー球サイズに限られ
 強力な魔法石は装填できない。

 小石サイズで攻撃力500以上の魔法石はキャパオーバー。
 本当ならば中サイズ・大サイズの魔法石に
 変えなければならないが、ゲーム性が落ちるので反映していない。




キャラクター

■ティル・トリン
 年齢:15歳
 利き手:右利き
 好きなもの:デロケーキ(※
 苦手なもの:足がいっぱいある生き物

 ※デロケーキ
  たこ焼きのようなシュークリームのようなケーキ
  外はカリッと、中はデロデロしている。

 商人トリン家の次女。
 アルバイトとしてロットンに雇われて2年が経つ。
 両親は職業柄、家にはほとんどおらず
 姉のリフィとおじいちゃんの家で暮らす
 その為、ティルはおじいちゃん子。
 2年前に病気で死去。
 胸のペンダントはおじいちゃんの形見。

 おじいちゃんの病気を治す薬を作る為、
 森に入りロットンと出会う。
 故郷はルカ地方より南にある『イルミナート島群』

■ロットンさん
 年齢:不明
 利き手:両利き
 好きなもの:緑茶
 苦手なもの:ビールなどの炭酸類

 パポタの店長。
 エルフ?族は、エストス大陸でもまれな存在で
 魔導機無しで魔法が使える特異な人。

 性格は極めて温和で怒った顔を見たことがない。
 緊張感がなく、ほのぼのと店の経営をしているため万年赤字。

 ティルのおじいちゃんとは知り合い。

■バックさん
 年齢:作られて2年
 利き手:右利き
 好きなもの:日向ぼっこ
 苦手なもの:生臭い物。湿気。

 ティルの作ったバック。
 『エルミネの皮』という高価な素材を使ったバック。
 なぜか喋る。なぜか老人言葉。
 砂獣エルミネは3000年生きるとされる。

 ゲームではほぼ無限に収納可能なバックだが
 本来は、しょぼい枝数本入れてるだけでも
 穴が空いてしまうもろい存在。
 青魚など臭いのするものも相当嫌がる。

■ルート・イコイル
 年齢:13歳
 利き手:左利き
 好きなもの:ミートパイ
 苦手なもの:ナマズ

 ルカ村にいる少年。
 右腕に傷を負っている。
 妹のイナスをオークから助けるために負った。
 ぶっきらぼうだが心配性で、ティルにも気を使う。

 村には老人しかいないため
 数人の若者と自警団を結成している。

■イナス・イコイル
 年齢:11歳
 利き手:右利き
 好きなもの:プリン
 苦手なもの:水(泳げない)

 ルカ村にいる少女。
 能天気で無口な兄をからかうのが趣味。
 同じ年のいない村では退屈なため
 森ドラゴンのウランに会いに行く。

■サリメラ・アーガス司祭
 年齢:54歳
 利き手:右利き
 好きなもの:空魚のフライ
 苦手なもの:冬の寒さ(低血圧)

 ルカ村にいるミースの司祭。
 生真面目な性格で、日が昇り始めてから
 日が落ちるまで常にミースに祈りを捧げている。

 出身はエストス大陸南部で
 微妙にイントネーションが違う。

■ウラン
 年齢:300歳ぐらい
 利き手:左利き
 好きなもの:たけのこ
 苦手なもの:ハチ(刺されないが羽音が嫌い)

 ルカの森に住む森ドラゴン。
 まだ300歳ぐらいの幼いドラゴン。
 ※ドラゴンの平均寿命は8000年

 森ドラゴンは、卵を産み落とされた場所を
 生涯の巣として生活する為、離れることはない。
 また、森ドラゴンは木の実や木の葉を食べる為
 人や動物に危害を与えることはない。

■ケティ・アマルド(ルカ村の道具屋)
 年齢:62歳
 利き手:右利き
 好きなもの:りんご酒
 苦手なもの:鳥の大群

 ルカの村で雑貨屋を営む。
 病弱な妻と2人暮らし。
 お金にシビアなのは妻の薬代を稼ぐため。

 一人息子(22歳)がいるが、
 ルカ地方中央部にある都市『メルギア』に
 いるが、とんでもなくドラ息子で
 めったに実家に顔を出さない。

 昔は浮動店でエストス大陸までの
 キャラバン隊に加わっていた。
 (このキャラバン隊はティルの両親が今も参加している)

■ポーキー・シールーツ
 年齢:24歳
 利き手:両手
 好きなもの:焼きとうもろこし
 苦手なもの:サラミ・チーズ・しおから

 革職人を目指して農業都市ナーサからベリスへ上京。
 のんびりしすぎる性格が合わず、
 売り子としてベリスの広場にいる。
 本人は左遷を気にしていない。
 革製品の販売を手がけつつ自分の商品も勝手に売っている。

■エリザ・メディサ
 年齢:34歳
 利き手:右利き
 好きなもの:思いの込められたアイテム
 苦手なもの:努力しない人

 ベリスでも有数の貴族メディサ家の次女。
 上昇志向が強く10代で独立。宝石商を営む。
 堅実に店を成長させてきたが
 30代から「本当に良い商品だけを売りたい」と
 一等地に構えていた店閉め、
 ベリスの広場で露店から始める。

■グルガ・ギディー(通称:アフロ)
 年齢:22歳
 利き手:左利き
 好きなもの:マヨネーズ
 苦手なもの:夏の暑さ(頭が蒸れるため)

 ベリスの広場でも異色の露店を開く。
 人社会にあこがれたゴブリン。
 こう見えてゴブリン社会ではエリートクラスで
 仲間の差し入れだけで生活している。
 並ぶ商品は差し入れの一部。

■ミック・ディラホテフ
 年齢:15歳
 利き手:左利き
 好きなもの:ブロッコリー
 苦手なもの:トマト

 商人ギルド『ディラホテフ』の長女。
 幼いころに母エイナが病死し、
 父バースに育てられる。

 ディラホテフ家は元々城や貴族に
 傭兵を育成・斡旋する業者だったが
 平和な世に合わせて、バースの世代から
 運送商売に転換し発展してきた。

 5年ほど前に父バースは、メヒーナと結婚。
 ミックの弟シーサも生まれる。
 弟シーサを可愛がる半面
 義母メヒーナとはあまり仲がよくない。

 ティルとは母エイナが亡くなり
 父バースの妹メレンに預けていた時に出会う。
 (メレンはイルミナート島郡に住む)

■ゴリアテの杖(ミックの杖)
 年齢:400年前に製造
 利き手:なし
 好きなもの:油
 苦手なもの:はがしにくいシール

 要人の護衛や執事として仕えてきた杖。
 性格は真面目で冗談が通じない。

 先代が、とある城の護衛で目覚しい成果を挙げ
 王から送られた至宝。
 護身用として代々受け継がれてきた家宝。

 元々は豪奢な装飾が施されていたが
 ミック「なんか偉そうな杖ねぇ……」と装飾を外し
 みそぼらしい姿になっている。

 『絶対に折れない杖』とされているが
 ミックは粘土のように容易に曲げる。

 『どれだけ破損しても自己修復する杖』というのが
 正しいかもしれない。

■ネル・パトレス
 年齢:91歳
 利き手:右利き
 好きなもの:小鳥の世話
 苦手なもの:料理(料理音痴)

 ベリスのカリスマテーラーとして知られる。
 夫マイル・パトレスが認知症になり
 ルカ地方の外れで暮らしている。

■ジゴン・ダスタール
 年齢:42歳
 利き手:右利き
 好きなもの:酒
 苦手なもの:肉類

 『王都メルギア』で
 30人の大工職人をまとめる棟梁。
 若い棟梁でありながら、
 他の年配棟梁にも認められるカリスマ大工。

 豪快な性格だが
 ベジタリアンで肉が苦手。

 仕事も非常に繊細かつ丁寧で
 木造のステンドグラスのようなものも手がける。

■カフカ・メイスン
 年齢:12歳
 利き手:左利き
 好きなもの:昆虫採取
 苦手なもの:貝類

 ベリスの富豪『メイスン家』の三男(末っ子)
 10歳ほど年の離れた兄がいる。

 甘やかされて育ったため
 わがままで口が悪く、友人も少ない。
 自分の思い通りにならないと泣く。

 優秀でイケメンの兄たちに
 コンプレックスを抱いている。



■未設定・未分類■
■水事情  雨水が主流。井戸水沸かして飲む。  湧き水などはそのまま。  浮遊都市ベリスでは水瓶が小さいため  近くの地域から搬入している。  水の価格は酒と同じ値段。 ■関税  浮遊都市ベリスのみ。  販売価格の1割をエルス(Els)で支払う。  検疫はないが、見慣れない動物や植物は  3日ほど隔離され、異常がなければ搬入できる。  麻薬類は需要が少ない為取引可能。  賭博は市営の賭博場がある。 ■ガンデス火山  玄武岩。浮石が採取できる。  天然の浮遊石も採取できる。